2012年12月27日木曜日

早産極低体重児へのCPAP治療は、サーファクタント治療の代替となり得る

CPAP治療は、早産低体重児へのサーファクタント治療の代替となり得る。むしろ、好ましい臨床的アウトカムが目立つ。

Vaucher Y, et al
"Neurodevelopmental outcomes in the early CPAP and pulse oximetry trial"
N Engl J Med 2012; 367: 2495-2504.




妊娠24週0日から27週6日誕生新生児のランダム化多施設トライアル(2×2区分デザイン)
割り付け
・誕生後1時間内の挿管&サーファクタント
・CPAP 治療(分娩室開始→プロトコールによる換気治療をなるべく制限)

酸素飽和度ターゲットレンジ2つに割り付け

プライマリアウトカムは、死亡・気管支肺異形成症(BPD)(36週時点で酸素付加必要と定義):30%酸素未満投与では酸素投与中止の試み)


1316名の新生児登録

プライマリアウトカム率は、CPAP群とサーファクタント群で有意差認めず(妊娠期間・センター・家族集積性補正後 47.8% vs 51.0%、 CPAP相対リスク 0.95;95%信頼区間[CI], 0.85-1.05)

36週後酸素投与必要BPDも同様(プライマリアウトカム率、48.7% vs 54.1%、相対リスク 0.91、95%CI 0.83-1.01)

CPAP施行新生児は、サーファクタント投与群に比べ、BPDへの挿管・出生後ステロイド投与の必要性減少(p<0.001)、人工呼吸必要日数減少(p=0.03)、day 7まで、生存率高く、人工呼吸必要性すくない(p=0.01)

他の新生児副事象アウトカム率は2群で有意さ無し。

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