2013年1月31日木曜日

セレニウムは心血管疾患への有益性なし

いんちき健康相談の常套句

”微量ミネラルが不足してますから・・・ ***が生じやすい”



セレニウムに関しては効果どころか・・・
セレニウムU字減少:とりすぎると2型糖尿病リスク 2012/03/01
 という有害性事象の可能性があげられていた。



"Selenium supplementation for the primary prevention of cardiovascular disease"
Rees K, et al
Cochrane Database of Systematic Reviews 2013; DOI: 10.1002/14651858.CD009671.pub2.
http://summaries.cochrane.org/CD009671/selenium-supplements-for-the-prevention-of-cardiovascular-disease
心血管疾患や慢性疾患予防ということで、セレニウム使用が近年多くの国で広まってる。
レビューにて健常者へ心血管系疾患発生予防のためのサプリメント使用の効果評価。
12トライアル、19715名の健常成人をランダムにセレニウムとプラシーボ割り付け
大多数が米国男性で、栄養状態良好である。
全体的にバイアス低リスク
セレニウムサプリメント投与は健常成人に対して、重大心血管疾患予防的作用はない
2型糖尿病発症リスク増加が認められるという報告があったが、今回はその除外はできなかった。

要約すれば、今回のレビューでは、セレニウム服用は心血管疾患へのベネフィットも有害性も認めないが、十分な栄養状態では不要。

出版バイアス除外十分なのだろうか?

”グレーブス眼症”への臨床応用に関しては上記範疇外と思われる・・・

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