2013年1月29日火曜日

終末期において、植え込み型除細動作動offしたいというICD患者は7割

麻生報道(http://goo.gl/BszjG)をみると、日本のマスコミは終末期ケア議論をあえて避けてる・・・

医療関係者のブログや集まりでは、おおかたが麻生発言の一部に共感をもつという感じなのに・・・

功利的考え方に慣れてないのは、マスコミの方・・・

終末期において、植え込み型除細動(ICD)作動をきってくれと願う(possibly or definitely)のは91名のICD患者の71%

平均植え込み期間は4年で、29%がショック作動経験をもつ

で、どの状況が終末期かと問うと・・・
・永遠に床上
・永遠に記憶障害
・人工呼吸利用継続
・進行した治癒不能疾患




それぞれの状況で聞くと、離床不能では24%、進行治癒不能疾患状態では61%

Patient Preferences for Deactivation of Implantable Cardioverter-Defibrillators ONLINE FIRST
John A. Dodson, MD; Terri R. Fried, MD; Peter H. Van Ness, PhD, MPH; Nathan E. Goldstein, MD; Rachel Lampert, MD
JAMA Intern Med. 2013;():1-3. doi:10.1001/jamainternmed.2013.1883. 

ICD作動オフなどの意思決定困難な判断は、時間を十分かけて、情緒的に安定した時に意思決定をしておくことが必要と記載されている。

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