むちうち症は 積極的に治療するほど 回復が遅れる 2005年 10月 25日今回の報告では・・・ 救急部門でのスタッフにトレーニングを施し、積極マネージメントコンサルテーションを行い、その価値があるかどうか?(ステップ1)
早期積極的治療法がむち打ち症の回復を遅らせる 2007年 05月 29日
そして、理学療法パッケージが、単回助言より効果があるかの検討(ステップ2)
結果は・・・
積極的マネージメントコンサルテーションに付加的ベネフィット無しというもの
理学療法パッケージで、持続性症状の軽度早期回復ベネフィット軽度あるかもしれない
Emergency department treatments and physiotherapy for acute whiplash: a pragmatic, two-step, randomised controlled trial
Sarah E Lamb DPhil, et. al.
The Lancet, Volume 381, Issue 9866, Pages 546 - 556, 16 February 2013 Published Online: 18 December 2012
ステップ1:12のNHS Trust病院、15のEDでの、grade I-IIIの急性むち打ち症状 プラグマティック、クラスターランダム化トライアル
積極的治療群 vs 通常ケアコンサルト
ステップ2:入れ子個別ランダム化トライアル、6回の理学療法セッション or 単回助言セッションで、センターにより層別化
研究者マスク化けアウトカムを4、8、12ヶ月後評価
ステップ1では、6952名登録中3851名が同意
割り付けとしては、通常ケア 1598、積極治療 2253
2704/3851*70%)で12ヶ月データ取得可能
NDIスコアは、積極治療群と、通常コンサルトで差を認めず
(12 ヶ月時点差 0.5, 95% CI −1.5 〜 2.5)
ステップ2では、599名ランダム割り付けで、助言のみ 299名、 理学療法パッケージ 300名、12ヶ月データ取得可能は479(80%)
理学療法4ヶ月で軽度助言よりベネフィット認め、NDI差 3.7 , -6.1〜-1.3)
積極マネージメントコンサルト・理学療法パッケージは、通常ケア・単回セッション助言より高額
重篤な副事象・死亡認めず
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