ヒトmetapneumovirus(hMPV)は、10年前発見されたウィルスで、パラミキソウィルス・ファミリーで、麻疹やRSウィルスと同じ仲間
5歳未満の子供 3490名の病院内外、3つの米国地域、前向き住民ベースサーベイランス
無症候保菌の存在も確認され、より若年齢で入院率が高く、インフルエンザに相当する入院率・酸素必要性もあり、弱年児へ重要な疾患原因ということがわかった。
Burden of Human Metapneumovirus Infection in Young Children
Kathryn M. Edwards, et. al.
for the New Vaccine Surveillance Network
N Engl J Med 2013; 368:633-643
February 14, 2013
DOI: 10.1056/NEJMoa1204630
5歳未満の子供での、metapneumovirusの入院率は、インフルエンザと同等で、1000名あたり一人
他の疾患と比較すると、肺炎・喘息より、ヒトMPVの入院率は多く( p < 0.001)、酸素必要性も高い(P=0.01)、ICU滞在期間も長い(p=0.01)
6-11ヶ月齢での入院率は1000名に2名
6ヶ月未満では100名に3名
非感染者と比べ、感染者は年長(年齢中央値13ヶ月 vs 6ヶ月 p<0.001)、高リスク合併症を有する(40% vs 30% p=0.002)が、人種・性差なし。
無症状保菌が1%に認められた(10/770)
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