結論から言えばNo!
相反する報告もあり
さらに、 エププレレノン投与・EMPHASIS-HF試験 (N Engl J Med 2011; 364:11-21)にかかわらず、ガイドラインでは、NYHA III-IVにのみガイドライン記載であった。
結果的には賢明な選択?
だが、左室機能障害心不全:メタアナリシス:糖質コルチコイド受容体拮抗剤は心血管突然死リスク減少効果 2013/03/26 の件も、ネットベネフィットの一つとして考えなければならない。
Association of Spironolactone Use With All-Cause Mortality in Heart Failure
A Propensity Scored Cohort Study
Lars H. Lund, et. al.
Circulation: Heart Failure. 2013; 6: 174-183 Published online before print February 5, 2013, doi: 10.1161/CIRCHEARTFAILURE.112.000115
前向き18,852名(71± 12歳、女性 28%)、NYHA I-IV(駆出率 < 40%)
スウェーデンの登録データ( Swedish Heart Failure Registry 、 2000 〜 2012 )
スピロノラクトン n=6551、 非使用 n=12301
スピロノラクトン治療 propensityスコアを41共役要素から導いた
propensity score補正、propensity scoreマッチ化Cox回帰評価
感度・残存共役要素解析施行、NYHA I-II、III-IVサブグループ分け分析
1年生存率は、治療 83% vs 無治療 84% (log rank p < 0.001)
propensity score補正後、スピロノラクトンハザード比は、1.05 (95% 信頼区間, 1.00-1.11 ; p = 0.054 )
スピロノラクトンはNYHA状態と相互作用がある ( p < 0.001)
NYHA I-IIでは、propensity score補正後、ハザード比は、 1.11( 95% 信頼区間, 1.02-1.21, p = 0.019)
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