『「プソイドエフェドリン配合」で「鼻閉」に有効な新薬ができました。「麻黄湯」などに含まれてる成分でして・・・』という宣伝文句
サノフィ 抗アレルギー薬ディレグラ配合錠を発売
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/43898/Default.aspx
この成分は、以前「ダンリッチ」に含まれる「フェニルプロパノールアミン:PPA」の代替として用いられる。PPAの市場からの撤退は迅速だったが、この「プソイドエフェドリン」の方は市場からなくなるどころか・・・
この成分、禁忌となる状態が多く、「重症高血圧」「重症冠動脈疾患」「狭隅角緑内障」「尿閉のある患者」「交感神経系過敏 など」。
そして、これら「エフェドリン」「メチルエフェドリン」「プソイドエフェドリン」などはドーピング対象成分であることは言うまでも無い。
日本の薬事行政のまか不思議な点のひとつだが、漢方薬剤に含まれる
『https://en.wikipedia.org/wiki/Pseudoephedrine』
これのアメリカの項目見たらわかるが、米国ではかなり警戒されている薬剤
「麻黄」などは、生物環境下、エフェドリン・プソイドエフェドラの成分さえ変化するわけで、製品安定性に疑念を持たざる得ない。
(生育環境が「麻黄」の薬効を左右する:http://www.ce.t.kanazawa-u.ac.jp/suiko/taniguti/misc/2010_janu_festa/Mikage.pdf)
有害性・有効性成分の含有量制御できてない製品を、OTCとして放置している日本はおかしいと思うのだが・・・
国は、ナイシトールなどの麻黄含有製品を放置し続けるつもりか? 2008年 07月 16日
エフェドラ類含有成分をネット販売促進しろという「最高裁」「楽天」
と
OTC成分だから安全という訳のわからない宣伝文句の「サノフィ」
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
米国では、Potiga (ezogabine):ポティガ(エゾガビン)、国際的には、レチガビン [RTG ]で、従来の抗てんかん薬剤と異なるメカニズムで、KCNQ2-5 (K(v) 7.2-7.5) ion channelのpositive allosteric modulato...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿