2013年4月19日金曜日

【どアホ】プソイドエフェドリン配合で鼻閉に有効な薬ができました。しかも、漢方に含まれる成分でして・・・

『「プソイドエフェドリン配合」で「鼻閉」に有効な新薬ができました。「麻黄湯」などに含まれてる成分でして・・・』という宣伝文句

サノフィ 抗アレルギー薬ディレグラ配合錠を発売
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/43898/Default.aspx


この成分は、以前「ダンリッチ」に含まれる「フェニルプロパノールアミン:PPA」の代替として用いられる。PPAの市場からの撤退は迅速だったが、この「プソイドエフェドリン」の方は市場からなくなるどころか・・・

この成分、禁忌となる状態が多く、「重症高血圧」「重症冠動脈疾患」「狭隅角緑内障」「尿閉のある患者」「交感神経系過敏 など


そして、これら「エフェドリン」「メチルエフェドリン」「プソイドエフェドリン」などはドーピング対象成分であることは言うまでも無い。

日本の薬事行政のまか不思議な点のひとつだが、漢方薬剤に含まれる

『https://en.wikipedia.org/wiki/Pseudoephedrine

これのアメリカの項目見たらわかるが、米国ではかなり警戒されている薬剤


「麻黄」などは、生物環境下、エフェドリン・プソイドエフェドラの成分さえ変化するわけで、製品安定性に疑念を持たざる得ない。
(生育環境が「麻黄」の薬効を左右する:http://www.ce.t.kanazawa-u.ac.jp/suiko/taniguti/misc/2010_janu_festa/Mikage.pdf

有害性・有効性成分の含有量制御できてない製品を、OTCとして放置している日本はおかしいと思うのだが・・・


国は、ナイシトールなどの麻黄含有製品を放置し続けるつもりか? 2008年 07月 16日



エフェドラ類含有成分をネット販売促進しろという「最高裁」「楽天」



OTC成分だから安全という訳のわからない宣伝文句の「サノフィ」

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