2013年6月18日火曜日

低脂肪・低GI食で、アルツハイマー病関連物質減少 ・・・食事介入と認知症発症リスクの関連性明らかに

Low dietと称する 低脂肪、低炭水化物食は、Lipid-depleted βアミロイドペプチドの濃度を変化させることが小さな臨床トライアルで認め荒れた。このことで、食事ライフスタイルがアルツハイマー病のリスクに影響を与えることの説明となり得る。
Low diet4週間で、lipid-depleted 42-merβアミロイド(AG42) log 0.34減少。


家族性ではない、散発性アルツハイマー病(AD)は、βアミロイド(Aβ)ペプチドのbreakdown productのクリアランス減少が原因で、Lipid-depleted アポリポ蛋白は、Aβに結合/クリアする場合無効。LD Aβペプチドはニューロンにとってより毒性の可能性がある。しかし、これら蛋白のヒト脳脊髄液中脂質特性については未知 であった。



アポリポ蛋白とAβペプチドの脳内lipidation特性は、APOE genotypeと認知診断に伴い変化する。これらの濃度は食事で影響される。

この発見は、アポリポ蛋白E4や不健康食がアルツハイマー病リスクへ影響を与える可能性を示唆する。


Effect of Apolipoprotein E Genotype and Diet on Apolipoprotein E Lipidation and Amyloid Peptides
Randomized Clinical Trial
JAMA Neurol. 2013;():1-9. doi:10.1001/jamaneurol.2013.396.

VAMC(在郷軍人メディカルセンター)、20名の正常認知機能(平均 {SD}、60[7]歳)、27名の物忘れMCI(67 [6]歳)

以下ランダム化割り付け
・高飽和脂肪酸含有、高Glycemic index (High diet ; 飽和脂肪酸のカロリー25%超を含むカロリー中45%脂肪食、 炭水化物 35-40%、平均GI値>70、 蛋白 15%-20%)
・低飽和脂肪酸含有量、低GI食(Low diet; 飽和脂肪酸7%未満の総カロリー25%未満の脂肪食、炭水化物 55%-60%、平均GI値<55、蛋白 15%-20%)

主要アウトカム・測定: 脳脊髄液中 Lipid-depleted Aβ42 and Aβ40 と apolipoprotein E
正常認知機能成人と比べ、MCI成人では、LD Aβのベースラインレベル高値  (LD Aβ42, P = .05; LD Aβ40, P = .01)
この結果は、LDアポリポ蛋白高値である、MCI成人、ε4 allele では、認知症診断とより強い関連  (P < .001)
Low dietは、LD Aβ濃度減少 するが、High dietはこれらの区分リポ蛋白を増加する (LD Aβ42, P = .01; LD Aβ40, P = .15)

Low Dietに伴うLD Aβ濃度は、インスリンの脳脊髄液中濃度変化と逆相関する   (LD Aβ42 and insulin, r = −0.68 [P = .01]; LD Aβ40 and insulin, r = −0.78 [P = .002])

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