男性の方が、クリプトコッカス症発症頻度多いことが知られている。
Cryptococcus neoformansの性差感受性の違い
男性では、CD4+ T リンパ球数増加にかかわらず、男性の死亡リスク高い。
男性の免疫反応が有効じゃないことが想定され、ビルレンス表現型としては、女性から分離のCnは倍加タイムが長く、より、Capsular glucoronoxylomannan(GXM)放出量が多かった。テストステロンの存在は、検査室株・28の臨床分離株でのGXM遊離の高値 と関連。これは17-βエストラジオールとは関連無し。
貪食能を検討したところ、4分離株培養後、女性のマクロファージは、男性マクロファージのよりCnの貪食性高い。男性マクロファージは真菌量が多く、Cnにより細胞死している。
結果、Cnへの性別間のマクロファージの違いが男性のクリプトコッカス感染率の高値 の一理由付け
The Role of Host Gender in the Pathogenesis of Cryptococcus neoformans Infections.
McClelland EE, Hobbs LM, Rivera J, Casadevall A, Potts WK, et al. (2013)
PLoS ONE 8(5): e63632. doi:10.1371/journal.pone.0063632
男って弱い生き物だ・・・
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