「情報技術(information technology)」技術ってなんのことだ・・・
NHK解体賛成!
ところで、IT導入の象徴、電子請求がほぼ完成したものだから、次は、「電子カルテシステム」、「遠隔診療システム」、「オーダリングシステム」といったところが、国の狙いとなるだろうことは容易に想像できる。
残念なことに、日本の医療面でのIT技術活用は、IT関連会社の個々の利益と厚労省・総務省あたりの役人の利益が主役で、本来の目的である、患者への利便性・安全性という観点は二の次・三の次・・・
日本の表層的IT活用とことなり、米国では、目的がはっきりしている。
だが、そんな優れた国策提示能力の国でさえ、施策である”Meaningful Use”合致の電子カルテ(EHR)は、データ入力の問題で、電子カルテ普及ははかばかしくない。
http://www.cdc.gov/ehrmeaningfuluse/introduction.html2009年2月17日 American Reinvestment & Recovery Act (ARRA)は、Health Information Technology for Economic and Clinical Health (HITECH) Actの一部である、国のインフラ整備を目的に発行した。
Centers for Medicare & Medicaid Services (CMS ) と Office of the National Coordinator for Health IT (ONC)主導により、HITECH Actでは「 electronic health records - meaningful use [EHR-MU]」という概念を支持。
米国内意思決定目標としての米国内医療提供システム全体で、相互利用的電子カルテのmeaningful useを目的
「Meaningful Use」とは、電子カルテ技術として、例えば電子処方箋などのmeaningful mannerということ;ケアの質向上のための医療情報の電子的交換に寄与する認証化電子カルテ技術を確立;ケアの質・他の測定項目に関する Secretary of Health & Human Services (HHS)情報を提供者引き受け義務を有する認証電子カルテシステム
The concept of meaningful use rested on the '5 pillars' of health outcomes policy priorities, namely:
- Improving quality, safety, efficiency, and reducing health disparities
- Engage patients and families in their health
- Improve care coordination
- Improve population and public health
- Ensure adequate privacy and security protection for personal health information
そういう高尚な概念に基づくEHR(電子カルテ)システムとMeaningful Use
医師たちは、その高尚なEHRに、「よく順応し、使用感よく、そして、使いこなしているか?」
米国内臨床医師・オフィスベースのプライマリケア医・専門医1820名への郵送調査
basic EHR保有報告は43.5%、meaningful use criteria合致するEHR使用は9.8%
患者住民管理のためのコンピュータ化システムはまだ普及せず
調査を含む患者住民管理タスクに関して何らかのコンピュータ化システムはその半数未満
これらのシステム導入している医師たちの使用感は、様々。
Meaningful Useクライテリア合致電子カルテを持つ医師たちは、容易さのためのrate panel managementのrating合致してない電子カルテより有意に多かった。
2012年の"Meaning Use criteria"合致電子カルテ使用は少なく委員会管理タスクのためのコンピュータシステムはまだ困難。
電子カルテデータ入力能力が技術による将来性を必ずしも担保してないというエビデンスが加わった。
Meeting Meaningful Use Criteria and Managing Patient Populations: A National Survey of Practicing Physicians
Catherine M. et. al.
By Kathleen Struck, Senior Editor, MedPage Today
Published: June 05, 2013
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