Effects of Habitual Coffee Consumption on Cardiometabolic Disease, Cardiovascular Health, and All-cause Mortality
James H. O’Keefe, et.al.
J Am Coll Cardiol. 2013;():. doi:10.1016/j.jacc.2013.06.035
コーヒーは米国内で、水の次に最も頻用されいる飲用品で、成人ではカフェイン摂取の主な供給源。コーヒーの生物学的影響が存在するが、カフェインの作用も限定的でない。
コーヒーは数百の生物学的活性成分を含む複雑な飲用品で、慢性的コーヒー飲用の健康への影響は幅広い。
心血管という立ち位置からみると、コーヒー摂取は2型糖尿病、高血圧、肥満やうつといった他のCV関連疾患リスク減少に働く可能性がある。しかし、脂質特性に関して含有物次第では悪化的に働く可能性がある。
関わらず、増加するデータ本体により、習慣性コーヒー摂取は、冠動脈性心疾患、うっ血性心不全、不整脈、卒中を含む様々なCV副事象アウトカムに対するリスクに関して中立的からベネフィットを有するという報告となっている。
さらに、大規模疫学研究により、コーヒー定期飲用は死亡率リスク、心血管疾患・全原因死亡を減少することが示唆される。
可能性のあるベネフィットとしては、神経変性疾患への防御作用が含まれ、喘息コントロール、特定の胃腸疾患リスク減少も含まれる。
コーヒー2−3カップ連日飲用は安全であるようで、研究された健康アウトカムのほとんどで中立〜利益的である。
しかし、コーヒーの健康への影響の大部分は観察研究で有り、ランダム化対照研究はかなり少なく、その関連性は原因的に示されてない。さらに、定期コーヒー摂取利益性可能性は、(カフェイン含量の多いことに起因することがほとんどだが、その)内在リスクに対する重み付けがなされるべき。すなわち、不安、不眠、震せん、動悸、骨減少、骨折のリスク増加。
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