日常生活に関わるdisabilityも検討すれば良かったのに・・・
そうすれば、高齢者へのユニバーサルなスタチン一次予防正当化さらに強化できたはず。
"Benefits of statins in elderly subjects without established cardiovascular disease. A meta-analysis"
Perrone-Filardi P et alJ Am Coll Cardiol. 2013 Aug 14. pii: S0735-1097(13)03880-1. doi: 10.1016/j.jacc.2013.07.069. [Epub ahead of print]
【目的】心血管疾患認めない高齢者に対し、スタチンで、全原因死亡率・心血管疾患イベント減少しめすか?
【背景】高齢化着実に進み、高齢者心血管疾患予防顕在的問題に、心血管疾患イベントある高齢者に対し、ガイドラインでスタチン使用推奨されているが、心血管疾患イベント既往内高齢者でのこれら薬剤のベネフィットは未だ議論されてない。
【方法】スタチン vs プラシーボのランダム化トライアルで、確立した心血管疾患なしの65歳を超えた高齢者での、全原因死亡率、心筋梗塞、卒中、新規がん発症
【結果】 8トライアル、24,674名(女性 42.7%、 年齢平均 73.0± 2.9歳、 フォローアップ平均 3.5 ± 1.5歳)
スタチンは、プラシーボに比較して、有意に、以下の減少
・ 心筋梗塞 39.4% (relative risk [RR]: 0.606 [95% 信頼区間 (CI): 0.434 to 0.847]; p=0.003)
・ 卒中 23.8% (RR: 0.762 [CI: 0.626 to 0.926]; p=0.006)
一方、全原因死亡率、心血管死亡ではリスク減少有意性なし (RR: 0.941 [CI: 0.856 to 1.035]; p=0.210、 RR: 0.907 [CI: 0.686 to 1.199]; p=0.493)
新規がん発症に関してスタチンとプラシーボ治療患者では差を認めず (RR: 0.989 [CI: 0.851 to 1.151]; p=0.890).
【結論】 心血管疾患既往無しの、心血管リスク高い高齢者でも、心筋梗塞・卒中発症を減少させるが、短期間Dねお生存率に関して有意な差を認めない。
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