2013年8月8日木曜日

高齢者うつに於ける、報酬系脳内回路・衝動性・自殺企図の関連性

外的報酬と報酬期待、そして、内的衝動性など、自殺との関わりの全体像が明らかになりつつある昨今・・・


傍皮質下報酬シグナルの変化と、衝動性 and/or 注意欠如が、不意の自殺行動を促進するという報告
このパターンは、ギャンブルやコカイン使用でもみられ、傍皮質や中脳辺縁系入六が基本的に欠如することが反映されていると思われる


うつにおける不遇状況への過剰な反応は、一部にはこの皮質線条体視床回路の食欲学習の障害も関連し原因と関連しているのかもしれない。

Reward Signals, Attempted Suicide, and Impulsivity in Late-Life Depression
Alexandre Y. Dombrovski, et. al.
JAMA Psychiatry. 2013;():-. doi:10.1001/jamapsychiatry.2013.75.
自殺は、将来の報酬に見合わないコストという点で、耐えられない不遇から逃避という味方もできる。こういった結果を将来の見込みと誤る推定の存在が自殺行為を推定できるだろうか?自殺未遂者の多くが、ギャンブルや蓋然的学習タスクにおける期待報酬の誤推測が行われているという行動学研究がある。

この研究は、自殺リスクのある場合不利な選択をし、さらに、これらの異常が衝動性と関連する神経回路の問題と関連することを明らかにした
大学病院と外来クリニックで、66歳以上33名の被験者、自殺未遂ありの15名のうつ患者を含む、18名は自殺未遂無しで、これを「うつ対照」とする、そして、精神的な健康者20名を「非うつ対照」とした


予測下及び非予測下報酬の反応をトラッキングする皮質血液酸素濃度依存反応コンポーネントを測定

うつ高齢被験者では、報酬誘導行為のコントロールに2つの明らかな混乱がみられた。

まず、衝動性と自殺遂行(特に計画自殺性の少ない場合)は、予測される傍辺縁皮質報酬シグナルを減弱し、そして、偶発的変化への行動的強度に関わる。

2番目に、うつは、非予期報酬をencodeする皮質線条体視床の混乱と関連し、処罰的状況への行動的過剰性を予期したものである。

これらの結果は、自殺企図、うつ重症度、同時薬物使用状況、不安疾患、抗うつ薬、抗コリン作動薬、electroconvulsive therapy暴露歴、血管疾患、認知症からの影響が強い




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