2013年8月13日火曜日

若年発症認知症:原発性進行性失語症 ・・・ 左側頭葉萎縮と有名人の顔の名を言えないことの関連性

文化的・世代的に有名な人の名前を言えないことが、若年発症認知症・発症のリスクに関わる。


Naming vs knowing faces in primary progressive aphasia
A tale of 2 hemispheres
Tamar Gefen, et. al.
Neurology August 13, 2013 vol. 81 no. 7 658-664

文化的精通した年齢にあったアイテムを用いる新しい計測法を用い、ネーミングと顔認識の解剖学的相関を計測する、Northwestern University Famous Faces (NUFFACE) テスト、原発性進行性失語症(primary progressive aphasia)、進行性言語障害を特徴とし、ワードや客観的描写にとって重要な皮質領域の萎縮と関連する症候群での検討


NUFFACEを、PPA30名(平均年齢 62歳)、対照(平均年齢 62.3歳)27名に行った
PPA患者ではNUFFACEテストに有意障害を認め、若年発症認知症患者での有名人同定測定法が有益
PPA群での萎縮分布進行にかかわらず、顔呼称の障害は左側頭葉前部の萎縮と相関し、、顔認識障害は両側頭葉萎縮と相関





ヒトの顔を覚えられない私は・・・すでに認知症なのかしら?

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note