Effects of blood triglycerides on cardiovascular and all-cause mortality: a systematic review and meta-analysis of 61 prospective studies
Jun Liu, et. al.Lipids in Health and Disease 2013, 12:159 doi:10.1186/1476-511X-12-159
Published: 29 October 2013
中性脂肪と死亡リスクとの関連性はいまだ不明。血中TG値と、心血管疾患(CVDs)死亡率と全原因死亡率との関連性を決定する。4つのデータベース(PubMed, ScienceDirect, EMBASE, and Google Scholar)を言語無関係に調査。
全ての前向きコホート研究で、TG、CVDs、全原因死亡率との関連性を2013年6月以前に検討。
逆変数加重を用いたTGカテゴリー、ユニットTG、Log TGを、random-effects modelを用い、リスク比(RRs)、95%信頼区間(CIs)を抽出し、プール化
61の登録研究同定し、72万6030登録中CVD死亡 17,018、 33万566名登録中全原因死亡 53,419
12、14研究で、それぞれ、TGカテゴリーにより、CVDsと、総死亡率推定効果を報告。
CVD死亡率 pooled RRに関して、90−149 mg/dLカテゴリー比較で、 < 90 mg/dL、ボーダーライン高値 (150-199 mg/dL)カテゴリー、高TGカテゴリー(200 mg/dL以上)では、 0.83 (0.75 to 0.93)、 1.15 (1.03 to 1.29)、1.25 (1.05 to 1.50)
総死亡率に関しては、それぞれ、 0.94 (0.85 to 1.03),、1.09 (1.02 to 1.17)、1.20 (1.04 to 1.38),
22、22研究それぞれで、TG 1- mmoL/L増加毎(TGは1 mmol/L= 88.57 mg/dL) 、CVDs、全原因死亡リスクは 13%、12%増加
(p < 0.001)
結論としては、血中TG値増加毎、用量依存的にCVD、全原因死亡率のリスク高い。
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