'Mediterranean' dietは、1960年代のSeven Countries 研究で、心血管疾患死亡率減少示されている。以降の観察研究で、この食事法のアドヒアランスと、心血管疾患リスク要素へのベネフィットとの関連性報告されている。しかし、二次予防がほとんどで、一次予防のエビデンスは実は限定的。
このMediterranean dietって、エビデンスレベルではpoorなのは意外。
薬剤介入でないとやはり真剣にならない臨床エビデンス構築
'Mediterranean' dietary pattern for the primary prevention of cardiovascular disease
Karen Rees, et. al.
Editorial Group: Cochrane Heart Group
Editorial Group: Cochrane Heart Group
Published Online: 12 AUG 2013
2013 The Cochrane Collaboration
11トライアル(15論文)(ランダム化 52,044名)トライアルは食事構成成分も、フォローアップ期間もheterogenous7つのトライアルで介入記載。臨床イベント報告は1つで、 Women's Health Initiative 研究(閉経後女性 48,835名、介入では、Mediterranean dietと記載されず、フルーツ・野菜・シリアル量増加と記載介入)のみ。しかも、8年後致死・非致死イベントに関して統計学的有意差認めず。介入にて、総コレステロール (-0.16 mmol/L, 95% 信頼区間 (CI) -0.26 to -0.06; random-effects model)、low-density lipoprotein (LDL) cholesterol (-0.07 mmol/L, 95% CI -0.13 to -0.01) 軽度減少サブグループ解析にて、Mediterranean dietとして記載された介入のサブグループ解析にて、対照群に比べ総コレステロール減少示されている (介入 -0.23 mmol/L, 95% CI -0.27 to -0.2 vs 対照 -0.06 mmol/L, 95% CI -0.13 to 0.01)Heterogeneityが他のアウトカムに関するメタアナリシスでは含まれる。5研究中3つで、血圧減少アウトカム報告副作用報告認めず
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