2013年11月12日火曜日

18−24歳若年者うつ:スーパーバイズされた運動訓練+動機付けインタビュー 劇的効果

Source reference: Callister R, et al "12-weeks supervised exercise training plus motivational interviewing can reduce depression symptoms in youth with major depressive disorder" SFN 2013; Abstract 13.02.
http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/SFN/42852

18−24歳・うつ対象とした、小規模パイロット研究

1回のみの簡易動機付けインタビュー(臨床心理士による運動への動機付け、目標達成補助、定期的運動障壁要素評価、運動障壁要素除外戦略、社会的サポート資源発見、全般的活力復活試み)
3−6名の小グループ分け、個別トレーナー週3回面会し、pedometer記録、日々オンライン記録(気分、運動量)記録、さらに週2回の気分スクリーニング検査

運動により、うつ重症度を63%減少し、12週間プログラムでうつ消失83%という夢のような報告(the Society for Neurology meeting オーラル発表)


メタアナリシスによる運動の効果とずいぶん開きがある
メタアナリシス解析と神経生物学的メカニズム:運動のうつ・不安への効果量 http://kaigyoi.blogspot.jp/2013/11/blog-post_165.html

Beck Depression Inventory scoreは、上体筋力 (r=0.69, P=0.001)、ジム・セッション参加度合い(r=0.39, P < 0.01)
被験者除外は自殺願望、精神疾患合併、頭部外傷など、重度・複雑な症例は除外されている。




小規模パイロット研究逸脱例なのか?それとも、選択的例での普遍的効果なのか?

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note