2013年11月12日火曜日

ケイ酸ジルコニウム:高カリウム血症治療薬トライアルにて有効性・安全性確認

ケイ酸ジルコニウム

ZS-9のPIIIトライアル (Safety & Efficacy of Zirconium Silicate in Chronic Kidney Disease or Moderate Kidney Dysfunction With Mild Hyperkalemiahttp://clinicaltrials.gov/show/NCT01493024)

高カリウム血症に対しては、主に、臨床の場では、ケイキサレートが用いられているが、耐用性・有効性に限界がある
カリウムへの高選択性の無機カチオン交換作用があり、従来の薬剤の9倍の効率とのこと

American Society of Nephroloy
Source reference: Ash SR, et al "Safety and efficacy of ZS-9, a novel selective cation trap, for treatment of hyperkalemia in CKD patients" ASN 2013; Late-Breaking Abstract.
http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/ASN/42851

トライアルは、753名のCKD有無問わず、投与量4種とプラシーボ
プライマリエンドポイントは、48時間後の血中カリウム低下

・ 2.5 gm -0.46 mEq/L  p = 0.009
・5 gm - 0.54 mEq/L p < 0.0001
・10 gm -0.74 mEq/L p < 0.001
耐用性良好で、12日間継続後も、胃腸障害プラシーボと同様

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