2013年11月27日水曜日

個別化アナフィラキシーリスク管理

Anaphylaxis: opportunities of stratified medicine for
diagnosis and risk assessment
F. Wolbing & T. Biedermann
https://onlinelibrarystatic.wiley.com/store/10.1111/all.12322/asset/all12322.pdf

1902年、PortierとRichetの記載が最初で、重症・生命危機に居たるあるいは全身性のアレルギー性type I反応で多臓器障害。高親和性FεRI-IgE受容体が古典的機序説明で、ヒスタミンのようなメディエータが臨床症状に関与。マウスではIgEなしでアレルゲン特異的IgGでもアナフィラキシーを好塩基球、好中球でさえも関与。PAFが好延期級依存アナフィラキシー機序として注目され、もう一つの経路の可能性がある。
メカニズム知識が増え、ヒスタミン以外のメディエータの役割が明らかになっている。cofactorはアレルギー非依存的外因性・内因性要素で、type I アレルギー反応に影響を与える。アレルゲン少量、あるいは低アレルゲン能で、アナフィラキシー生じるはずもない場合でも、cofactorにより、アナフィラキシーが生じる。成人では39%にも及ぶ。
最も明確なcofactor関連、cofactor-related allergic reactionは、 WDEIA(wheat-dependent exercise-induced anaphylaxis)である。omega-5-gliadin (Tri a 19)は、麦アレルゲン小分画。このIgE結合能は組み替え産物あるいは、naiveアレルゲンにより、交叉抗原性、重症度リスクの決定など、cofactorの作用に関しても知見の蓄積がなされている。

アレルゲン:分子量・安定性

感作:免疫グロブリン・クラスと、感作の比率・親和性・強度

アレルゲン接触ルート:アレルゲン吸収と修飾はばらばら (e.g. 吸収)

co-factorの存在:アレルゲン吸収への影響、effector細胞活性化、遊離メディエータの影響


遺伝子組み換え抗原や純化単一アレルゲンを用いたComponent-resolved allergen diagnosis (CRD)で、アレルギー診断の分野は進歩した
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