子供の肥満は重大な公衆衛生上の問題であり、頻度増加しているということで、その新しいアプローチ法としてのメトホルミンの効果・リスクに関するシステマティック・レビュー
比較効果研究 :Systematic Review of the Benefits and Risks of Metformin in Treating Obesity in Children Aged 18 Years and Younger
Marian S. McDonagh, et. al.
JAMA Pediatr. Published online December 16, 2013. doi:10.1001/jamapediatrics.2013.4200
14のランダム化臨床トライアルを検討、
BMIに対して、中等度・強度エビデンスとして、6ヶ月めのベースラインからBMI減少対照比較 −1.38(95% CI, - 1.93 to - 0.82)
同様に、劇的ではないが、6ヶ月未満の研究でも同様効果が見られる
しかし、1年のプール推定値では統計学的有意な効果は見られなかった。
サブグループ解析は、ベースラインBMI 35未満対象に限定しての効果、ヒスパニック系、黒色症で、食事・運動プログラム不成功例、女児、青年期(より年長)で、軽度だが有意な効果が見られている。
中等度強度エビデンスとして、メトホルミンに関して、胃腸イベント メトホルミン群26% vs 対照 13%(相対リスク 2.05 , 95% CI, 1.19 to 3.54)
副作用中止に関して群差認めず
重篤副事象は報告無し
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