2014年1月21日火曜日

10代女性サッカー選手のスポーツ震とう:発生後もプレイ継続多い

スポーツ震とうについての話題が上ることが多くなってるが、中等学校クラスのアスリートの脳震盪については研究少ない。前向きコホート4サッカークラブ、351名のエリート女性サッカープレイヤー(11−14歳)を対象に検討。

351名のうち、43742時間のべ暴露中、脳震とう事故59。シーズンあたり13.0%、1千運動時間あたり1.2(95% CI, 0.9 - 1.6)
症状期間は中央値で、4.0(平均 9.4)日間。
ヘディングが脳震とうの30.5%
継続症状があるプレイヤーは回復時間がかかり(16日 vs 3日)、情緒易変性(15.0 vs 3.5日)、雑音への過敏性(12.0日 vs 3.0日)、記憶障害(9.0日 vs 4.0日)、吐き気、注意集中異常(9.0日 vs 2.0日)期間が長くなる。
多くのプレイヤーは症状あるもプレイ継続し、医療接触は半数弱。


Concussion Among Female Middle-School Soccer Players
John W. O’Kane, et. al.
JAMA Pediatr. Published online January 20, 2014. doi:10.1001/jamapediatrics.2013.4518






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