主要アウトカムは、全ての精神疾患、非感情障害性精神疾患・感情障害性精神疾患の粗・補正オッズ比
修正前は関係しないが、出生後の母体ストレスは、その子供の精神疾患増加と相関する。リスクは、核家族内自殺後、感情障害精神疾患で特に高い。家族内精神病病歴によりその影響は説明できる状況にない。疾患脆弱性の子供・家族をサポートするための、リスク及び病態抵抗性要素理解が急務。
Severe bereavement stress during the prenatal and childhood periods and risk of psychosis in later life: population based cohort study
BMJ 2014; 348 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f7679 (Published 21 January 2014)
Cite this as: BMJ 2014;348:f7679
母体悲嘆的ストレスは、その子供の性心疾患超過リスクと有意な関連性認めず (補正オッズ比, preconception 1.24, 95% 信頼区間 0.96 to 1.62; first trimester 0.95, 0.58 to1.56; second trimester 0.79, 0.46 to 1.33; third trimester 1.14, 0.78 to 1.66)
誕生から思春期までの緊密な家族を失った後のリスクは増加(補正オッズ比 1.17, 1.04 to 1.32)
リスクのパターンは、非感情障害性・感情障害性性心疾患で同様。
これは、近縁でない家族と比べ、核家族内での死亡後リスク増加するも、出生前ストレス暴露では有意でない。そして、核家族内死亡暴露が早期ほど、子供の精神疾患発生リスクが高い。 (精神病全て: 補正オッズ比, 誕生まで 2.9 年間 1.84, 1.41 to 2.41; 3-6.9 年間 1.47, 1.16 to 1.85; 7-12.9 年間 1.32, 1.10 to 1.58)
自殺発生後、特に感情障害精神疾患でリスク増加 (誕生まで2.9年間 3.33, 2.00 to 5.56; 6.9 年間 1.84, 1.04 to 3.25; 7-12.9 年間 2.68, 1.84 to 3.92)
キーとなる寄与要素補正後リスク減少するが、リスクの関連性説明とはならない
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