2014年1月24日金曜日

ワルファリン:日常臨床での抗生剤との相互作用

急性上気道感染は、抗生剤投与と独立して、ワルファリンによる抗凝固過剰リスク超過増加する。抗生剤もまた、そのリスク増加させるが、INRフォロー抗生剤暴露・急性上気道感染での臨床的に明らかなリスク超過を認めない。


Warfarin Interactions With Antibiotics in the Ambulatory Care Setting
Nathan P. Clark, Pharm, et. al.
for the Warfarin-Associated Research Projects and Other Endeavors Consortium
JAMA Intern Med. Published online January 20, 2014. doi:10.1001/jamainternmed.2013.13957


抗生剤ではINRは比較的安定しているが、リアルワールドなワルファリン投与、すなわち、症例報告や健康ボランティアでは、急性疾患などの関与は不明

後顧的長軸コホート研究

INR 5以上は、抗生剤 3.2%、疾患悪化状態 2.6%、安定状態 1.2%
がん診断、INRベースライン増加、女性がINRベースライン増加 5以上の寄与要素
抗生剤のうち、ワーファリン対処に関連する場合がもっともINR 5以上が多かった





0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note