HDLと、その主要構造蛋白 apoA1は、ヒト動脈硬化・機能障害を改善しする。ミエロペルオキシダーゼ(MPO)は、apo A-1のコレステロール引き出し能(cholesterol acceptor function)を減弱する。HDLの抗酸化に重要な役割を果たすパラオキソナーゼ1(PON1)とともに機序が注目されている。
Cleaveland Clinicのチームは、 HDLコレステロールも血管閉塞につながりかねない異常を示すことを見いだした。
HDL数を激増させるブースティングだとかえって合併症増加につながる可能性があると研究者ら・・・
An abundant dysfunctional apolipoprotein A1 in human atheroma
Ying Huang, et. al.
Nature Medicine (2014) doi:10.1038/nm.3459
phage display affinity maturationを用い、high-affinity monoclonal antibodyを作成、これで、MPO-H2O2-CLシステムによる就職された apoA1とHDLを特異的に識別
ApoA1のTrp72部位2-OH-Trp(oxidolyl anlanine) moetyが免疫原性epitopeである。mutagenesis研究にて、in vitro、in vivo上、MPO-介在性の抑制的働きが明らかになった。それは、apoA1の、ATP結合カセットトランスポーターア1(ABCA1)依存的なコレステロール受容体活性への抑制である。
2-OH-Trp72群を含むApoA1(OxTrp72-apoA1)は、循環血中内には少ないが、動脈硬化存在下血管のapoA1の20%ほどにあたる。OxTrp72-apoA1は、ヒト・アテローマ及び血液中から回収される分はlipid poorで、バーチャルにコレステロール受容体活性欠如し、血管内皮細胞の催炎症性活性及び、HDL biogenesis 活性障害を in vivoで示す。
心臓クリニック患者(n=627)のoxTrp 72-apoA1増加は、心血管疾患リスク増加と相関
循環血中oxTrp72-apoA1値は、動脈壁の催炎症性プロセスのモニター法として役立つ
様々な要素をもつ自然・人工物や動物などを、善玉、悪玉と自分の都合で2分する所業・・・下らなさすぎる。日本人が最初に言いはじめたと威張ってる馬鹿がNHKに居たけど、歌舞伎や水戸黄門に毒され過ぎだわ・・・日本人。
http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/149918.html
まねして、擬人化すれば、「善人が100人集まると、うち、2割が悪く変わる」働きアリの世界で、1−3割は働かなくなる(働かないアリに意義がある: 1 (メディアファクトリー新書) [Kindle版])そうだが、だれかが、また擬人化する・・・
まぁわかりやすくはあるが、擬人かは誤解を誘導するリスクも存在する。
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