2014年1月28日火曜日

Chronic Care Model:青年期喘息管理 ・・・ 理想型へ進歩

看護師(NP、高級NP)主導慢性疾患管理モデル

Chronic Care Model :患者へ影響を与え、その相互作用により、補正継続を行う医療モデル
http://www.improvingchroniccare.org/index.php?p=The_%20Chronic_Care_Model&s=2
フレームワークとして個別・住民レベル両者あり、相互関係が必要で、最適化システム。

青年期喘息を、この枠組みで評価

Improving Outcomes for Underserved Adolescents With Asthma


至適well-controlled asthma比率は、ほぼ10%から30%まで増加。

エビデンスに基づくケア・バンドル(カルテ記載の病状/重症度、持続性喘息では直近受診時アクションプランとコントローラー薬剤使用)は、38%からほぼ100%へ増加。

自己管理バンドル(患者自己評価、stage-of-readiness tool、個別アクションプラン)必要な患者の実際の受療比率は0%から90%未満へ増加

喘息管理能力確実な患者・両親比率も70%からほぼ85%まで増加。

患者満足度、喘息関連ED受診・入院患者比率平均は良好状態安定


あらゆる慢性疾患は、個別医師レベルのスキルアップも大事だけど、結局は、疾患管理モデルが重要。包括的なコストと効率を考えれば、一定プロトコールによる個別レベルと住民レベルの管理モデルが必要なのだろう。
先日あったCKD管理の勉強会で、「専門医はまれな疾患にしか興味なく、住民レベルでの透析導入率減少に果たして役立つかという自問は全くしてない」という印象を個人的に持った。専門医=慢性疾患管理専門家ではない!としみじみ感じた。行政側もじれったいと感じるだろうなぁと。

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