自己評価アンケートに基づく調査
加齢関連白内障水晶体摘出への喫煙(過去喫煙を含め)影響は多大という報告になっている。
影響可逆性も絶対的でなく、喫煙による影響は生涯続く。
Smoking Cessation and the Risk of Cataract A Prospective Cohort Study of Cataract Extraction Among Men
Lindblad BE, et al.
JAMA Ophthalmol online, Jan. 2, 2014.
12年間フォローアップ中、5713名の加齢関連白内障水晶体摘出(白内障手術)症例抽出
喫煙強度・累積喫煙量は、白内障手術リスク増加と相関( P for trend < 0.001)
15 本/day 超の現行喫煙は、年齢補正・他の寄与要素補正後絶対的非喫煙症例対照比較で、白内障手術リスク42%増加 (rate ratio, 1.42; 95% CI, 1.28 〜 1.58) (P for trend < 0.001)
禁煙後 20年超えた場合、平均15本/日を超える喫煙強度男性では、絶対的非喫煙対照に比べ、白内障手術リスク21%増加する (rate ratio, 1.21; 95% CI, 1.06 〜 1.39)
15本/日以下男性では、禁煙の影響が早期に見られるが、20年を超した場合はその影響は乏しく、白内障手術リスクは、絶対的非喫煙者のレベルまでは減少しない (rate ratio, 1.13; 95% CI, 1.04 〜 1.24)
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