2014年2月4日火曜日

糖分過剰摂取で心血管死亡リスク増加

やはり、糖分摂取増加は、心血管死亡リスク増加と関連する

WHOは、「糖分摂取は、1日の総カロリーにおいて10%を超えないこと」

ところで、Sugarとは、ショ糖のみを示すのか、それとも、マルトースやラクトース、ブドウ糖まで含むのか。NHANES研究(http://www.cdc.gov/nchs/data/databriefs/db122.htm)でも定義として、以下。
The term added sugars, as defined for use in the MPED, includes all sugars used as ingredients in processed or prepared foods. These sugars include sugars eaten separately or added to foods at the table. Examples include white sugar, brown sugar, corn syrup, corn-syrup solids, high-fructose corn syrup, malt syrup, maple syrup, pancake syrup, fructose sweetener, liquid fructose, honey, molasses, anhydrous dextrose, crystal dextrose, and dextrin . Added sugars do not include naturally occurring sugars such as lactose in milk or the fructose in fruit. In the MPED, quantities of added sugar are expressed in terms of teaspoons equivalents of table (granulated white) sugar (food code 91101010) per each 100 g of a food. One teaspoon of added sugar is defined as the quantity of sweetener that contains the same amount of sugars provided by 1 teaspoon (4.2 g) of table sugar

すなわち、この場合のsugarを砂糖と訳すのは誤りとなる。しかも、ショ糖≠砂糖なのだし・・・、ミスリード広告などで有名な砂糖協会からへんなクレームを受け無いためにも、糖と訳しておこう。


Added Sugar Intake and Cardiovascular Diseases Mortality Among US Adults
Quanhe Yang,  et. al.
JAMA Intern Med. Published online February 03, 2014. doi:10.1001/jamainternmed.2013.13563


意義  疫学的研究から、糖高度摂取は心血管疾患(CVD)リスク要素と示唆されている。糖付加と、CVD死亡率の相関性前向き研究は少ない。

目的  米国内、1日あたりの糖付加量比率の時間トレンド調査し、その消費量とCVD死亡率と相関性研究。

デザイン、セッティング、被験者  時間トレンドとして、National Health and Nutrition Examination Survey (NHANES, 1988-1994 [III], 1999-2004, and 2005-2010 [n = 31 147])と NHANES III Linked Mortality cohort (1988-2006 [n = 11 733])。米国成人サンプル代表前向きコホートを相関性研究に用いた。

主要アウトカム・測定 心血管疾患死亡率

結果  米国成人中、付加・糖・摂取カロリー比率は、1988-1994年 15.7% (95% CI, 15.0%-16.4%) から、 1999-2004年 16.8% (16.0%-17.7%; P = .02)へ増加、その後、2005-2010年 14.9% (14.2%-15.5%; P < .001)へ減少。
2005-2010年、成人の多く、71.4%で、カロリー摂取比率10%以上で、25%以上となってるのは25%以上に上る。
フォローアップ期間中央値14.6年間で、163,039人年中、CVD死 831。糖による1日あたりのカロリー比率5分位に対する、年齢、性別、人種/民族補正CVD死亡率ハザード比(HRs)は、
  • 1.00 (reference)
  • 1.09 (95% CI, 1.05-1.13)
  • 1.23 (1.12-1.34)
  • 1.49 (1.24-1.78)
  •  2.43 (1.63-3.62; P < .001)

社会住民統計、行動要素、臨床特性補正を加えると、
  • 1.00 (reference)
  • 1.07 (1.02-1.12)
  • 1.18 (1.06-1.31)
  • 1.38 (1.11-1.70)
  • 2.03 (1.26-3.27; P = .004)

付加糖摂取比率10%〜24.9%、25%以上の場合の補正HRs(10%比率未満群比較対照)は、  1.30 (95% CI, 1.09-1.55) と2.75 (1.40-5.42; P = .004)
これらの所見は、年齢群、性別、人種/民族(非ヒスパニック黒人をのぞき)、教育到達度、身体活動、健康食指数、BMI横断的に一致。

結論・知見  多くの米国成人は、健康的推奨以上に、糖を摂取している。糖摂取量について、糖付加消費量とCVD死亡率リスク増加と有意に相関性を認める。



だが、摂取糖の大部分が砂糖であるいうのは事実。




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