2014年2月1日土曜日

全身性エリテマトーデス患者:ビタミンD濃度低値は、心血管系リスク、疾患活動性と関連する

 ビタミンD濃度、 25-(OH)-D3欠乏は、一般住民でも心血管リスク要素とされる。ビタミンDが心血管疾患リスクと関連するなら、元々、この病態での死亡率・合併症の主要因なので、その関連性追求は重要。
 研究目的は、ビタミンD濃度と将来の心血管イベント予測関連性を明確にすること


 結論から言えば、表題のごとく




25-Hydroxyvitamin D and cardiovascular disease in patients with systemic lupus erythematosus: Data from a large international inception cohort
Lertratanakl A, et al
Arthritis Care Res 2014; DOI: 10.1002/acr.22291.

25(OH)D濃度4分位・高位グループは、低位グループ比較して、高血圧、脂質異常症少なく、CRP低値、SLE活動性指数 (SLEDAI-2K) 低値

ビタミンD濃度はCVDイベント発生と相関しないが、CVDイベント発生は、ビタミンD濃度高位群に連続的減少が見られる。

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