腸内マイクロバイオームは、通常の fecal occult blood test (FOBT) の5倍もの感度で結腸癌や前癌病変を検知可能。ポリープにおいては尤度増加4.5倍、癌においては5.4倍
The Human Gut Microbiome as a Screening Tool for Colorectal Cancer
Joseph P. Zackular , et. al.
Cancer Prevention Research
Published OnlineFirst August 7, 2014; doi: 10.1158/1940-6207.CAPR-14-0129
http://cancerpreventionresearch.aacrjournals.org/content/early/2014/08/06/1940-6207.CAPR-14-0129.abstract
腸内マイクロバイオームの変化と直腸結腸癌の関連性
既知の臨床的リスク要素(BMI、年齢、人種)と合わせ、腸内マイクロバイオームは健康、腺腫、がんの鑑別性要素となりえる。
ベイズ法を用い、検査後確率を腺腫で50倍超引き上げられる。
例えば、65歳での検査前確率は0.17%だが、このマイクロバイオームデータを用いれば、10.67%へ確率引き上げられる(9例中1例で腺腫)
前癌状態、癌病変存在でも同様の結果を示した。
これを住民検査など横断研究へ進める予定のようだ。
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