10年前日本は「イレッサ薬害」に揺れた。
大手新聞社をはじめ、多くが、副作用の無い、夢のような薬剤として取り上げた。
大袈裟な記事で、大衆の関心をひきつけ、実際より危険性を過小評価して報道した。
特に、癌の記事について、一般大衆へ、不正確で、楽観的視点の報道のみなされている現状がある。
How do medical journalists treat cancer-related issues?
Haruka Nakada, Masaharu Tsubokura, Yukiko Kishi, Koichiro Yuji, Tomoko Matsumura and Masahiro Kami
Division of Social Communication System for Advanced Clinical Research, Institute of Medical Science, The University of Tokyo,
http://ecancer.org/journal/9/full/502-how-do-medical-journalists-treat-cancer-related-issues.php
日本のメディアで医学問題を報告した82組織、364名のジャーナリストにアンケート
癌関連問題報告の理由と直面する困難さについての質問
医療問題報道の最多理由は、個別問題の個人的興味(n=36)
多くは、大部分カバーする通常治療(n=33)、医療ポリシー(n=30)、新規治療(n=25)、診断(n=25)
医療記事に関して問題を全てのジャーナリストは困難さ指摘。情報の質 (n = 36), 社会的インパクト (n = 35), 技術知識不足 (n = 35), テクニカル言語の理解困難さ (n = 35)
ジャーナリストは医師を含め、個人的ネットワーク (n=42)、さらにソーシャルメディア(e-mail, Twitter, Facebook) (n=32)から情報ソースとして用いている。
トピック選択は偏り、ジャーナリスト48名中35はホスピスに関心を持たない
医師たちを癌についての最も信頼できる情報源として、インタビューすることを最も重要な情報源としている。医学知識が急激に発達するにつれ、ジャーナリストたちは癌関連問題に困難性を増加している。
情報源:
・・・ 反証を得ようとせず、取材元に都合良い記事になるのも・・・納得。
せめて、Press Releaseに基づいて欲しいものだ・・・
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