2015年2月18日水曜日

CRP高値・重症市中肺炎へのメチルプレドニゾロン急性使用は治療失敗を減少させる

CRP 15 mg/dLを超える、高度炎症反応のある支柱肺炎に対し、

メチルプレドニゾロン  0.5 mg/kg/12h bolus投与 5日間 ・・・ ゆえに、総量  1mg/kg/日×5日間?

治療をすると、治療失敗率減少する

Effect of Corticosteroids on Treatment Failure Among Hospitalized Patients With Severe Community-Acquired Pneumonia and High Inflammatory Response
A Randomized Clinical Trial
Antoni Torres, et. al.
JAMA. 2015;313(7):677-686. doi:10.1001/jama.2015.88.


入院36時間以内介入
介入群(メチルプレドニゾロン群) 61例 vs プラシーボ 59例
プライマリアウトカムは、治療失敗
以下組み合わせ: 
早期失敗 治療72時間内 [1] ショック出演示唆する臨床異常  [2] ベースラインで存在しない侵襲的人工換気の必要性  [3] 死亡
or
後期失敗 治療開始後72時間〜120時間内  [1] レントゲン所見悪化 [2] 重度呼吸不全持続,[3] ショック出現 [4] ベースラインで存在しない侵襲的人工換気必要性, or [5] 死亡
or
早期失敗と後期失敗の組み合わせ


治療失敗
メチルプレドニゾロン群  (8 patients [13%])
プラシーボ群  (18 patients [31%]) (P = .02)
群間差 18% (95% CI, 3% to 32%)

ステロイド治療は、治療失敗リスクを減少  (odds ratio, 0.34 [95% CI, 0.14 to 0.87]; P = .02)

院内死亡率の群間差、認めず  (6 patients [10%] in the methylprednisolone group vs 9 patients [15%] in the placebo group; P = .37); 群間差 5% (95% CI, −6% to 17%)

高血糖 メチルプレドニゾロン群 11例(18%) vs プラシーボ群 7例(12%)  (P = .34)

結論づけは難しいと思うが、高度炎症反応を示す重症市中肺炎患者では、メチルプレドニゾロンを急性的に使用することで、治療失敗を減少させることができそう。だが、死亡率への効果は確認できてない。





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