BRCA1 あるいは BRCA2遺伝子異常乳がん女性に対する予防的卵巣摘出術の予後インパクト
Effect of Oophorectomy on Survival After Breast Cancer in BRCA1 and BRCA2 Mutation Carriers
Kelly Metcalfe, et. al.
JAMA Oncol. Published online April 23, 2015.
676名の女性のうち、345名が乳がん診断後卵巣摘出、331名は両側卵巣保持
20年間の生存率は77.4%
卵巣摘出後女性の乳がん死亡補正ハザードは 、BRCA1キャリア (95% CI, 0.19-0.77; P = .007) 、 BRCA2キャリア 0.57 (95% CI, 0.23-1.43; P = .23)
乳がん特異的死亡率ハザード比は エストロゲン受容体(ER)陽性乳がんでは 0.76 (95% CI, 0.32-1.78; P = .53)、ER陰性乳がん 0.07 (95% CI, 0.01-0.51; P = .009)
結論としては、乳がん・BRCA1遺伝子変異女性では、予防的卵巣摘出により死亡率減少を示し、エストロゲン受容体陰性乳がん・BRCA1遺伝子変異女性では診断後すぐに摘出術すべき・・・
あくまでも一論文でのお話 ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿