動物実験・in vitro実験にてホルムアルデヒドが、神経筋側索硬化症(ALS)と関連する可能性が示唆されている。ホルムアルデヒドは、ニューロンT蛋白 misfoldingと凝集を誘発し、ニューロンのアポトーシスを来す。
大規模前向きコホートではリスク増加有りそうだが、有意差認めなかった。NLMSという米国を代表するコホートにて検討
Job-related formaldehyde exposure and ALS mortality in the USA
ホルムアルデヒド暴露 (vs 非暴露)ではやや貧しく、教育レベル低く、非ヒスパニック系白人が少ない
ホルムアルデヒド暴露高頻度(vs 非暴露)では、男性に於けるALS死亡率3倍ほど高い
女性では、抗暴露可能性職業歴少なく、このカテゴリーではALS死亡認めず、推定不能
ホルムアルデヒド暴露強度はALSとの関連性強くない
暴露高頻度、高強度では男性においてALSとは死亡率増加と関連 (HR=4.43, 95% CI 1.16 to 16.85, p<0 .05="" p="">
高頻度、高強度暴露は葬儀手配者で、男性において、感度分析は腫瘍解析よりHR推定値高い。
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2015年7月14日火曜日
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