2015年10月14日水曜日

農業労働:COPD有病率高い、アクティビティー、地域、診断クライテリアに依存

私らの地域のためにあるような論文だなぁ



農業労働者のCOPD頻度は非農業労働対照に比べ頻度が高く、農業のアクティビテーに依存した頻度を有する。そして、地域、クライテリアにも依存する。




Prevalence and risk factors for COPD in farmers: a cross-sectional controlled study
Alicia Guillien, et. al.
European Respiratory Journal 
DOI: 10.1183/13993003.00153-2015 Published 9 October 2015


40−75歳の 917名の非農業者、3787名の農業者の横断研究
呼吸器症状、タバコ暴露、職業歴(直接暴露測定なし)、肺機能
GOLDクライテリア(拡張剤使用後 FEV1/FVC < 0.70)かLLN正常下限未満かを使用

GOLDクライテリアに従うと、COPD有病率(95%信頼区間;CI)は、農業者 5.1% (4.4–5.8%)、対照 2.9% (1.8–4.0%)(p=0.005)。
LLNクライテリアだと、3.1% (2.5–3.6%) 、 1.5% (0.7–2.3%)(p < 0.01)

年齢、性別、喫煙状態補正後COPDクライテリアは両方とも、対照と耕種農業では同様。
対照に比較して、4つのジョブカテゴリー、すなわち、牛飼育、豚飼育、家禽飼育、2種以上の家畜飼育農家で、COPD高頻度。


牛肥育農業者のうち、フランシュ=コンテ地域圏のみGINAクライテリアもLLNクライテリア診断COPD頻度高い。



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