2016年3月11日金曜日

マインドフルネス介入:減量効果 ・・・ インストラクター毎の質の差が問題;規格化課題

マインドフルネスをベースとした食事・ストレスマネージメントは、食事・運動療法に加えることで減量を助けることができるか?

答えは No! らしい

Mindfulness in a weight loss intervention: Some utility and some challenges
Joyce Corsica,  et. al.
Obesity, Article first published online: 9 MAR 2016
DOI: 10.1002/oby.21472
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/oby.21472/abstract
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/oby.21472/epdf

肥満200名ほどを、5.5ヶ月間食事・運動プログラム+マインドフルネス介入有無比較をランダム比較




マインドフルネス群減量は12ヶ月 -1.9kg(95% CI -4.5 to 0.8; P=0.17)  、18ヶ月 -1.7kg   (95% CI -4.7 to 1.2; P=0.24)

血糖変化はマインドフルネス群で 12ヶ月時点では -3.1 mg/dL 95% CI -6.3 to 0.1; P=0.06で有意差認めず、18ヶ月後 -4.1 mg/dL , 95% CI -7.3 to -0.9 ; P=0.01で有意となる

TG/HDL比は12ヶ月時点で、 -0.57 , 95% CI -0.95 to -0.18; P=0.004)、18ヶ月 (-0.36, 95% CI -0.74 to 0.03; P=0.07)





ただ、インストラクターによる差が大きい





手法上規格が課題というのは自明だろう・・・


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