2020年9月28日月曜日

COVID-19死亡率とα1-AT欠損対立遺伝子保有率

主要なα-1アンチトリプシン欠乏対立遺伝子PiZおよびPiS(それぞれ、SERPINA1 rs28929474およびrs17580)について報告された全国推定値を、ジョンズホプキンス大学コロナウイルスリソースセンターのデータセットと比較しました。 67カ国でα-1アンチトリプシンPiZおよびPiS欠損対立遺伝子の合計頻度と報告されたCOVID-19死亡率の間に有意な正の相関(R = .54、P = 1.98e-6)が見つかったそうな

Ethnic differences in alpha‐1 antitrypsin deficiency allele frequencies may partially explain national differences in COVID‐19 fatality rates

Guy Shapira  Noam Shomron  David Gurwitz

FASEB journal, First published: 22 September 2020 https://doi.org/10.1096/fj.202002097

https://faseb.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1096/fj.202002097

日本は、α1-AT欠損症による肺気腫極めて珍しいことから推定される如く、極めてこの種の欠損対立遺伝子保有が少ない


<img src="https://faseb.onlinelibrary.wiley.com/cms/asset/4cf40ae0-5f58-414b-b1cf-c42bd0112f11/fsb221063-fig-0002-m.jpg">


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