2021年1月7日木曜日

COPD急性増悪における肺塞栓比率


Prevalence of Pulmonary Embolism Among Patients With COPD Hospitalized With Acutely Worsening Respiratory Symptoms

Francis Couturaud, et al. ; for the PEP Investigators

JAMA. 2021;325(1):59-68. doi:10.1001/jama.2020.23567



フランスの7つの病院の多施設前向きフォローアップ研究

事前定義肺塞栓診断プログラム: Geneva score, D-dimer levels,  spiral computed tomographic pulmonary angiography plus leg compression ultrasound was applied within 48 hours of admission

プライマリアウトカムはCOPD患者の呼吸器症状急性悪化における48時間以内肺塞栓出現、keyセカンダリアウトカムは3ヶ月間フォローアップ中肺塞栓(入院時VTE認めない)

 対象患者740人(平均年齢68.2歳[SD:10.9歳];女性274人[37.0%])のうち、入院後48時間以内に肺塞栓症が確認された患者は44人(5.9%;95%CI:4.5%~7.9%)であった。

入院時に静脈血栓塞栓症ではないと判断され、抗凝固療法を受けていない670人の患者のうち、追跡期間中に肺塞栓症が発生したのは5人(0.7%;95%CI、0.3%~1.7%)であり、そのうち3人は肺塞栓症に関連した死亡であった。

全体の3ヵ月死亡率は6.8%(740例中50例;95%CI、5.2%~8.8%)であった。追跡期間中に死亡した患者の割合は、入院時に静脈血栓塞栓症があった患者の方が、入院時に静脈血栓塞栓症がなかった患者の割合よりも高かった(54 例中 14 例[25.9%]対 686 例中 36 例[5.2%];リスク差、20.7%、95%CI、10.7%~33.8%;P < 0.001)。

静脈血栓塞栓症の有病率は、肺塞栓症が疑われた患者では 11.7%(95%CI、8.6%~15.9%)、肺塞栓症が疑われなかった患者では 4.3%(95%CI、2.8%~6.6%)であった(n=441)。

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