概ね経験的専門家レビューが多いのに対して台湾はリスク層別化してその条件の下具体的なリハビリテーションを提示している
Rehabilitation Programs for Patients with COronaVIrus Disease 2019: Consensus Statements of Taiwan Academy of Cardiovascular and Pulmonary Rehabilitation
一方日本はスパイロメトリさえ全面的に抑制
https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/covid19/OLD_20210108_att.pdf
リスク層別化という概念さえ無いのか・・・こいつらは
Early View COVID-19: Interim Guidance on Rehabilitation in the Hospital and Post-Hospital Phase from a European Respiratory Society and American Thoracic Society-coordinated International Task Force
【背景】COVID-19またはCOVID-19後の患者は、ほとんどの場合 入院中および入院直後のリハビリテーション。安全性と有効性に関するデータが不足している。 医療専門家は、発表された無作為化比較試験を待っていられない。 ポストCOVID-19の数に応じて、日常臨床でこれらのリハビリ介入を開始する。 患者は急速に増加する。提言とエビデンスに関する意見の収束 のプロセスを用いて、院内リハビリテーションの中間推奨とポスト COVID-19患者とCOVID-19後の患者のそれぞれの入院期間を比較した。
【研究方法】以下の通りである。93名の専門家に13の多肢選択問題を記入してもらった。agreement of directionalityを各設問ごとに集計した。directionaryに関する70%以上の一致をもってコンセンサスsuggestionとするものとした
【結果】 76名の専門家(82%)が間接的エビデンスや臨床経験に基づき全ての質問に対するコンセンサスに到達。内容は入院期間中早期リハビリテーションの必要性、退院時及び退院後6−8週のリハビリテーションのtreatable traitsのスクリーニング必要性、これら患者のリハビリテーション内容周辺についてである。
退院時酸素必要性評価、リハビリテーションのニーズのさらなる包括的評価の必要性で、それは退院後6-8週のメンタル面も含む評価も必要。
特定された障害に基づいて、骨格筋や機能的・精神的な回復に注意を払いながら、学際的なリハビリテーションを提供すべきである
【結論】この多国籍タスクフォースは、患者に対して早期のベッドサイドでのリハビリテーションを推奨している。 重度のCOVID-19の影響を受けている。肺リハビリテーションのモデルはフレームワーク、 特に長期の呼吸器症状を伴う患者のサブセットにおいて 適しているかもしれない。
BTS resource pack for pulmonary rehabilitation professionals
Rehabilitation Levels in Patients with COVID-19 Admitted to Intensive Care Requiring Invasive Ventilation. An Observational Study
David McWilliams et al.
Annals of the American Thoracic Society Volume 18, Issue 1 https://doi.org/10.1513/AnnalsATS.202005-560OC PubMed: 32915072
https://www.atsjournals.org/doi/full/10.1513/AnnalsATS.202005-560OC
研究根拠:重症コロナウイルス疾患(COVID-19)患者は、複雑な臓器サポートが必要であり、集中治療室(ICU)に長期滞在する必要があり、その結果、神経筋力の低下や幸福感の喪失が多く発生する可能性がある。早期かつ構造化されたリハビリテーションは、長期間の機械的人工呼吸を必要とする患者の転帰の改善と関連しているが、現在のところCOVID-19患者における同様の介入や転帰を記述するデータはない。
研究目的:COVID-19患者の人口統計学、臨床状態、リハビリテーションのレベル、ICU退院時の移動状況を記述すること。
研究方法:COVID-19の診断が確定し、24時間以上機械的に換気されているICUに入院した成人を対象とした。リハビリテーションの状態は、マンチェスター・モビリティ・スコアを用いて毎日測定し、最初に動けるようになるまでの時間(ベッドの端に座るかそれ以上と定義)と、ICU退院時に達成した最高レベルの可動性を明らかにした。
結果:合計n=177人の患者が同定され、そのうち110人はICU退院まで生存し、その後の解析に含まれた。ICUにいる間、患者は長時間の機械換気(平均19±10日)を必要とし、ほとんどの患者が神経筋遮断を受け(90%)、67%の患者が少なくとも1回は臥位になっていた。最初の動員までの平均±標準偏差の期間は14±7日で、ICU退院時の median Manchester Mobility Score は5(四分位間範囲:4-6)であった。移動時間は、体格指数が高い人ほど有意に長く(P < 0.001)、高齢者(P = 0.012)と併存疾患の多い人ほど(P = 0.017)退院後に更なるリハビリテーションを必要とする可能性が高かった。
結論:英国におけるCOVID-19パンデミックの初期の経験は、他国での経験に似ており、ICUに入院した患者には高急性期の疾患と長期にわたる機械的人工呼吸が必要であった。この重症度のためリハビリテーションの開始時期が遅れたが、ICU内でのリハビリテーションは可能であり、ICU退院前の起床時からの可動性の向上につながった。
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UpToDate
https://www.uptodate.com/contents/whats-new-in-pulmonary-and-critical-care-medicine/print
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