運動リハビリテーションにおいて注意すべきことになる
Characterization of Aerosol Generation during Various Intensities of Exercise
Pavol Sajgalik,et al.
CHEST , Published:May 03, 2021
DOI:https://doi.org/10.1016/j.chest.2021.04.041
https://journal.chestnet.org/article/S0012-3692(21)00768-6/fulltext?rss=yes
【研究デザインと方法】
本実験では,20~63歳の健康なボランティア8名(男性6名,女性2名)を対象
清潔な管理された環境で,20分間テストプロトコル(休憩5分、年齢による予想心拍reserveの25,50,75,100%の負荷3分間stageの4回と,active recoveryを含めた3分間(おそらく、25%負荷3分間-休憩5分間-50%負荷3分間-休憩5分間-75%負荷3分間-休憩5分間-100%負荷3分間-acive recovery 3分間)
エアロゾルは、前方に置いた0.3~10.0μmの粒子を測定するFluke 985を1台、前方、側方、後方に置いた0.02~1.0μmの粒子を測定するP-Trak 8525を3台の計4台のパーティクルカウンターで測定した。
【結果】
年齢は平均41±14歳であった。
ピーク心拍数は173±17bpm(97%予測),ピークVO2は33.9±7.5mL/kg/min,ピークRERは1.22±0.10であった。最大換気量は平均120±23L/min、累積換気量は990±192Lに達した。濃度は開始から20分まで指数関数的に上昇した(幾何平均±幾何標準偏差の粒子/リットル)。
Fluke>0.3μm=66±1.8→1605±3.8,0.3-1.0μm=35±2.2→1095±4.6,Fluke1.0-5.0μm=21±2.0→358±2.3,
P-Track前部=637±2.3→5148±3.0,P-Track側部=708±2.7→6844±2.7,P-Track後部=519±3.1→5853±2.8であった。
すべての増加はP<.05で有意であった。
HRRの50%以上の運動では,エアロゾル濃度が統計的に有意に増加した。
【考察】
今回のデータは、運動負荷試験がエアロゾルを発生させる機序であることを示唆し、ひいてはHRRの50%以上の運動強度を伴う他の活動でも影響を与えることになる。
この結果は、運動負荷試験およびその他の屋内運動の安全性に関する推奨事項の指針となる。
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Fluke 985
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超微粒子カウンタ P-TRAK
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