2022年8月29日月曜日

Long covidの再考察:ウィルス再活性化?

未査読論文


Long covidにおいては、"炎症、血糖値、睡眠サイクルの調節に関与するストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが、健康な参加者よりも約50%低い"、EBウィルスや水痘・帯状疱疹ウィルスの再活性化のような振る舞いを行うのかもしれないという報告


Distinguishing features of Long COVID identified through immune profiling

Jon Klein,et al.

doi: https://doi.org/10.1101/2022.08.09.22278592

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2022.08.09.22278592v1

215人を対象とした探索的横断的研究により、機械学習法を併用した多次元免疫表現型を実施し、Long COVIDを区別する主要な免疫学的特徴を明らかにしました。マッチさせた対照群と比較して、特定の循環骨髄球およびリンパ球の集団に顕著な違いが認められ、また、SARS-CoV-2に対する体液性反応の上昇がLong COVIDの参加者の間で証明された。さらに、SARS-CoV-2以外のウイルス病原体、特にEpstein-Barrウイルスに対する抗体反応にも予想外の増加が観察された。循環免疫メディエーターと各種ホルモンの分析でも顕著な違いが見られ、コルチゾールのレベルは、マッチさせた対照群に比べ、長期のCOVIDを持つ参加者で一様に低くなっていることが分かった。免疫表現型データを偏りのない機械学習モデルに統合したところ、Long COVIDの正確な分類に重要な識別特徴が明らかになり、コルチゾールレベルの低下が最も重要な個人予測因子となった。これらの知見は、COVIDの病態生理に関するさらなる研究の指針となり、将来、COVIDの客観的バイオマーカーの開発に役立つ可能性がある


www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


Natureの周辺解説 

Could long COVID be linked to herpes viruses? Early data offer a hint

Low cortisol levels and herpes-virus reactivation are associated with prolonged COVID-19 symptoms, preliminary research suggests.

https://www.nature.com/articles/d41586-022-02296-5

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