Osteoporosis Telephonic Intervention to Improve Medication Regimen Adherence
A Large, Pragmatic, Randomized Controlled Trial
Arch Intern Med. Published online February 27, 2012. doi:10.1001/archinternmed.2011.1977
被験者は“メディケア”保険者主導的プログラム(保険者が医療阻害的な動きをする日本とは対照的)
医療というのは患者の意志が最優先されるべきものであり、医療機関からの働きかけは最小限であるべきという考えがある一方、こういった、医療機関から患者への積極的働きかけというのがどの程度是認されるか?在宅酸素や薬物の存在がクリティカルである患者が来院しない場合は、やはり、連絡を取らざるえない場合もある。
患者への電話というのは本人への事前了解があれば良いのだろうが、運用次第では、受診の半強制となる場合がある。
高齢化率極限の地域で開業していると、移動手段の問題が大きい。限られた輸送手段の中で、自覚症状のない病態、高血圧・糖尿病などは後回しで、腰痛・頚肩痛などを優先ってのは当たり前なのかもしれない。また、医療リソース過剰地域では、輸送サービス合戦となっているところも・・・。患者のニーズを無視した状況も生まれかねない状況となっている。
医療アドヒアランスに関する、患者宅への医療機関側の働きかけ、医療行政の方で、なんらかのガイドラインなど提示されてしかるべきと思うのだが・・・
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