1994年から2009年の間に、熱関連フットボール死が3倍になったと University of Georgeaの研究者の発表
中学高校生がfatal heat injuryに最も弱いことを認識すべきで、ジョージア州は6倍にもなっている。気候データベースと、研究期間中の高体温症死亡58名の身長体重、体組成記録を調査。
死亡はUSの東四分円、時期は8月に集中。朝に半数死亡が生じ、高湿度が多い。アスリートは一般に大きく(BMI>30が79%)で、linemanのポジションが86%とほとんど。気象条件は異常に暑く、そして湿気があることが死亡と関連。さらに、死亡全症例で、WBGTを用いたAmerican College of Sports Medicine定義の高値・極端値に該当し、heat index(熱指数)によるthreat level(警戒レベル)以下であった。
着衣分(フルフットボールユニフォーム、練習用ユニフォーム、スポーツ)に基づく、フットボール特有な閾値の検討が必要 。アスリート着用のユニフォームからのデータにマッチさせた閾値が必要で、スポーツと一括するのは問題。full padのアスリートは少なすぎるので結論づけ出来ない。
コーチは注意深く、プライヤーをモニターし、特に、体の大きなラインマン、プレシーズン早期の湿潤、"high"・"extreme"WBGT環境では注意が必要。
A retrospective analysis of American football hyperthermia deaths in the United States.Grundstein AJ et. al.
Int J Biometeorol. 2012 Jan;56(1):11-20. Epub 2010 Dec 15.
解説:
http://news.uga.edu/releases/article/morning-temperatures-thought-to-play-a-role-in-football-deaths-022712/
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