http://www.env.go.jp/air/osen/monitoring.html
以上をみると、PM値はさほど問題となるところは少ないようだ。
だが、設置場所が適切かどうかも問題だろう。
公衆衛生上重要な、大気汚染について2つの報告
Exposure to Particulate Air Pollution and Cognitive Decline in Older Women
Arch Intern Med. 2012;172(3):219-227. doi:10.1001/archinternmed.2011.683
長期PM2.5-10とPM2.5暴露は高齢者の認知機能悪化と関連
Nurses' Health Study Cognitive Cohortでの検討
PM2.5-10とPM2.5 10μg/m3増加毎、 認知機能の2年間減衰 0.020 (95% CI, –0.032 to –0.008)悪化
PM2.510μg/m3増加毎、0.018 (95% CI, –0.035 to –0.002)悪化
認知推移差は、2歳離れた年齢の差と同様で、則ち、 10-μg/m3 増加毎長期暴露影響は、約2歳差の加齢効果と同等。
Ambient Air Pollution and the Risk of Acute Ischemic Stroke
Arch Intern Med. 2012;172(3):229-234. doi:10.1001/archinternmed.2011.732
虚血性卒中推定 odds ratio (OR)は US EPA大気汚染指数により中等度とされる大気汚染環境下24時間にて、良好とされる環境下 ( ≦ 15 µg/m3)比較で、1.34 (95% CI, 1.13-1.58) (P < .001)
PM2.5 値を持続変数とすると、 虚血性卒中発症推定オッズ比は1.11 (95% CI, 1.03-1.20) (P = .006) /中間4分位レンジ増加 PM2.5 値 (6.4 µg/m3)。PM2.5 暴露12-14時間内で、最もリスクが増加し、交通関連大気汚染マーカーとしてもっとも関連性がある。
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