2012年3月27日火曜日

ブラジル:就学時BCGワクチンの有効性



ブラジルのクラスターランダム化トライアル


Effectiveness and cost-effectiveness of first BCG vaccination against tuberculosis in school-age children without previous tuberculin test (BCG-REVAC trial): a cluster-randomised trial
The Lancet Infectious Diseases, Volume 12, Issue 4, Pages 300 - 306, April 2012 


多くの発展途上国でルーチン・ワクチンの一つとして乳児BCGワクチンがなされている。就学年齢時のワクチンは低所得・中所得国では確認されてない。

就学時ワクチン有効性確認のためのcluster-randomised trial (BCG REVAC)

乳児期BCGワクチンなしの、7-14歳時のツベルクリン状態不明の対象者

ランダム化し、BCG群 385学校、20622名と、対照群 365学校、18507名

粗発生率
BCG群 54.9(95%CI 45.3-66.7)/10万人年
対照群 72.7(95%CI 62.8-86.8)/10万人年

ワクチン包括的有効性は就学時BCGワクチン初回で、25%(3-43%)

Salvadorでは、ワクチン有効性 34%(8-53%)、1例発症予防するためのワクチン接種者人数は381名で、治療より安価となった。

副作用頻度は低く、腋下リンパ節炎1名、BCGワクチン1cm以上の皮膚潰瘍 1例。



日本では、まだ、高齢者を主体に感染者が多い。しかし、乳児期のBCGワクチン脱漏例は、そのまま放置されている。


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