2012年3月27日火曜日

骨粗鬆症:電話カウンセリング薬剤アドヒアランス有意な改善認めず



骨粗鬆症のための薬品アドヒアランス改善のための動機づけインタビューに基づく電話ベースカウンセリングプログラムの有効性

Solomon らは、骨粗鬆症新規処方全対象とした年間RCT臨床トライアルを行った


動機づけインタビューフレームワークの電話ベースカウンセリング
vs
郵送教育マテリアルを送付の対照群



Osteoporosis Telephonic Intervention to Improve Medication Regimen Adherence
A Large, Pragmatic, Randomized Controlled Trial
Daniel H. Solomon, et. al.
Arch Intern Med. 2012;172(6):477-483. doi:10.1001/archinternmed.2011.1977



ITT分析にて、アドヒアランス中央値 介入群49%、対照群 41%(P=.07)

骨折自己報告に差認めず



Motivational interviewing (MI)は、“モチベーションの低いクライアントに、生命危機と関連する問題行動変容の必要性を目覚めさせるもので、社会心理学的知識に基づくやり方であり、共同作業的で、人を中心に据えた、動機づけの明確化・強化を目指すやり方”

http://www.motivationalinterview.org/Documents/1%20A%20MI%20Definition%20Principles%20&%20Approach%20V4%20012911.pdf


理念が現実でも役立つかどうか・・・がためされている。

日本なら、こういう功利的な確認せずに、えらそうな連中が、概念的に正しいはずだと、反論する者を恫喝し、非論理的に強弁し、結果的に、官僚や既存制度の中にあるものにだけ利益のある制度を強化していくだろう。検診情報・レセプト情報を国が自由に使える制度のもと、かれらに都合の良いデータ加工だけが公表されていくだろう。

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