MAO阻害剤であるtranylcypromine(TCP):トラニルシプロミン
ATRAと呼ばれるレチノイドはビタミンA誘導体で、e t(15;17)-associated PML-RARA fusionを特徴とする急性骨髄性白血病のサブタイプ(急性前骨髄球性白血病)治療に用いられる。
しかし、この治療は多くの急性骨髄性白血病には効果が無い。
TCPで、LSD1酵素阻害し、ATRA感受性を持たすように誘導する働きがある
ATRAの正常pro-differntiative functionを阻害する効果を利用した治療に期待が持てる報告
Inhibition of the LSD1 (KDM1A) demethylase reactivates the all-trans-retinoic acid differentiation pathway in acute myeloid leukemia
Nature Medicine(2012)doi:10.1038/nm.2661 Received 19 April 2011
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