AAAAIのポスター発表分
Weir C, et al "Ambient air pollution and allergic sensitization: results from the National Health and Examination Survey (NHANES) 2005-2006" AAAAI 2012; Abstract 72.
二酸化窒素、微小粒子状物質(PM2.5)のような大気汚染物質暴露は、戸外、室内のアレルゲンに対する過敏症と相関する。
年齢、性別、人種/民族、貧困度、喫煙状態補正後、平均NO2 10-ppb増加毎に戸外アレルゲンへの過敏症25%(オッズ比 1.25, 95% CI 1.04 ~ 1.49)増加
一方、
PM2.5 1-mcg/m3毎に、室内アレルゲンへのカビ小尤度5% (補正 OR 1.05, 95% CI 1.03 ~ 1.08)増加に相当
ヨーロッパで同様の報告がなされており、米国初の報告ということ
生データではオゾンとの関連性も認めたが統計学的有意差が寄与因子補正後消失したとのこと
ヨーロッパの大規模コホートとは ESCAPE European Study of Cohorts のことだろう http://www.escapeproject.eu/rsc/pdf/ESCAPE_brochure.pdf
日本の行政、やる気なしのようだが・・・地域限定の規制は存在する
自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法(自動車NOx・PM法)
http://tenbou.nies.go.jp/policy/description/0026.html
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