RAISE study :群馬大学の名前が挙がっている
Efficacy of immunoglobulin plus prednisolone for prevention of coronary artery abnormalities in severe Kawasaki disease (RAISE study): a randomised, open-label, blinded-endpoints trial
The Lancet, Early Online Publication, 8 March 2012
ランダムに 免疫グロブリン+プレドニゾロン群 125名、 免疫グロブリン群 123名に割り付け
標準治療である免疫グロブリン( intravenous immunoglobulin (2 g/kg for 24 h and aspirin 30 mg/kg per day))に、 プレドニゾロン( 2 mg/kg per day given over 15 days )を加えることで、冠動脈病変アウトカム改善の可能性が日本の研究で明らかに。
冠動脈異常発症は有意に免疫グロブリン+プレドニゾロン群が免疫グロブリン単独治療群より低下(4名(3%) vs 28名(23%) ; リスク差 0.20、 95% CI 0.12-0.28 P<0.0001)
重症副事象は両群同様で、併用群で2名の高コレステロール血症、1名で好中球減少、単独群で1名の高コレステロール血症、他非閉塞性血栓症
川崎病患者 全国で急増 原因不明、対症療法のみ
2011.12.18 09:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111218/bdy11121809000000-n1.htm
乳幼児がかかる原因不明の難病「川崎病」の平成22年の患者数が1万2755人と17年から6年連続で1万人を超え、長期的な流行になっている可 能性があることが17日、日本川崎病研究センターの調査で分かった。少子化にもかかわらず、0~4歳の人口10万人あたりの発病率を示す罹患率は239・ 6人と調査開始以来最高を記録。医療関係者は警戒を強めている。
スタジオパーク 「急増! 川崎病に注意」
2012年02月20日 (月)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/200/110233.html
難病特定疾患に公費を使ってるわけだから、サーベイランス情報、リアルタイムとまでは行かなくても月単位程度には情報公開すべきだと思う。
川崎病に関しては診断上身体所見把握が重要。故に、prevalenceを一般医家が知っておくことが大事なはずなのに・・・ 厚労省っていつも肝心なところで外す・・・
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