http://www.wgal.com/news/health/Scientists-making-strides-to-define-crippling-brain-disease/-/9360276/10998498/-/item/0/-/ul93iwz/-/index.html
職業的なフットボール選手や繰り返す頭部外傷にさらされる人たちでは、意思決定・感情に関与する部分に粘性tangleが蓄積する。Dr. Charles Bernic(Cleveland Clinic Lou Ruvo Center for Brain Health)がリードした研究。
Chronic traumatic encephalopathy(CTE)という病態
“Professional Fighters Brain Health Study”と呼ばれる長軸研究結果が発表される。
パーキンソン病やアルツハイマー病のように、発症前から進行が見られる。
109名の頭部外傷が日常的な、ボクサーや様々な武闘芸術家、自己報告・記録からの武闘競技記録調査。
6年未満、6-12年、12年以上で、格闘回数との相関と脳CTE病変との関連を調査し、6年を越えると脳の視床下部・尾状核、海馬の萎縮が見られ、記憶との関連性が見いだされた。
格闘回数が増えるほど、萎縮は著明となる。
12年以上で、パフォーマンス悪化し、進行悪化が明らかになる。症状発症善からCTEに至る脳の病変は存在する。
Center for the Study of Traumatic Encephalopathy
http://www.bu.edu/cste/
Chronic Traumatic Encephalopathy (CTE) :慢性外傷性脳症は脳の進行性変性疾患で、脳しんとう、無症状脳しんとう未到達打撃を含む反復性頭部外傷既往のあるアスリート(時にはそれ以外でも)生じる。 CTEは1920年代からボクサーでは既知の病態だったが、反復頭部外傷既往の職業的フットボールプレイヤーや他アスリートにおいて神経病理学的確認CTE症例が最近報告が続いている。この外傷がトリガーとなり、脳へ進行性変性を生じ、tauと呼ばれる異常たんぱくのbuild-upをもたらす。 外傷後数ヶ月、数年、時に数十年後に、引退後かもしれないが、この脳の変化をもたらす。 脳の変性は、記憶障害、混乱、判断障害、衝撃的問題行動、攻撃性、うつ、時に認知症発症と関連する。
【参考】
King-Devick 検査:ボクシング・格闘技関連頭部外傷・脳しんとう検査の妥当性 2011年 05月 02日
小児:軽度頭部外傷でも注意力・認知・記憶障害に影響を与える
文明国ではボクシングは追放されなければならない 2005年 08月 23日
ヘッドギアしてもボクシングは頭に悪い 2006年 09月 12日
アマチュア・ボクシングによる慢性外傷性脳損傷の存在:否定的論文なのだが・・・ 2007年 10月 05日
フットボールにもボクシングのような反復頭部外傷による認知機能、軸性障害など・・・遅発性明らかに2010年 09月 24日
K-1甲子園:危険性への配慮が足りなさすぎる 2008-09-03
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