2012年6月1日金曜日

小児喘息発症:半分弱は生下時に気流制限という形で顕在化している 半分強がその後の要素で発症


Copenhagen Prospective Studies on Asthma in Childhood Studyの報告


生下時から7歳までの肺機能発達相関を検討。

スパイロメトリーを新生児(403 98%)と7歳(317 77%)で施行したもの

新生児でのスパイロメトリーはsedation下で強制flow-volume測定で行い、喘息診断は日記・6ヶ月後と受診時診断


Interaction between Asthma and Lung Function Growth in Early Life
Hans Bisgaard, et. al.
Am. J. Respir. Crit. Care Med. 2012; 185: 1183-1189. First published online March 29, 2012 as doi:10.1164/rccm.201110-1922OC

喘息の子供(14%)は、既に、新生児で有意な気流制限を示す(強制呼気流量(50%肺活量時)、0.34 z スコア(mo)減少 P = 0.03)。

生まれたての時点でこの障害がすでに存在することは、誕生時点で喘息が気流制限の関連は40%で、その後の発症が60%ということになる。

環境的喫煙暴露は気流制限に影響をあたえる。

また、新生児のメサコリン気道過敏性は喘息発症と関連する。




小児喘息発症の半分弱は生下時に既に決まっている。

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